民泊とは一般の民家に宿泊させてもらうことですが、
わたしの知人の一組のご夫婦が知り合いの家に泊めていただく際に、
とてもほほえましい経験をしておられますので、
幾つかご紹介いたします。
民泊させていただいた家に小さな子どもがいる場合、
子どもたちにとっては、大人の人がお客さんのような形で
家に泊まることになりますので、とにかくもう嬉しくて
ワクワクしてお客さんのことが気になって仕方がない、
そのような子どもたちのようすを紹介します。
1.廊下で縄跳びをする子
あるご家庭では、民泊のためにまるごと一部屋を
提供してくださるのですが、その際に親は、
お客さんが泊っている間はその部屋の中には
入ってはいけないと子どもたちに言い聞かせていました。
それで、子どもたちは親の言いつけを守って
部屋の中には入らなかったのですが、お客さんが気になって
気になって仕方なくて、お客さんがいつ部屋から
出てくるのかと部屋の前の廊下にずーーーっと
立って待っていました。
しかし、いっこうにお客さんが出てくる気配がないので、
待ちくたびれてしまい、あんまりすることがないので
”廊下で縄跳び”をしながらお客さんが
出てくるのを待っていました。
2.部屋の中をうかがう子
別のご家庭でも、民泊のために提供している二階の部屋の
中には入ってはいけないという親の言いつけを
守っている子どもがおりました。
親の言いつけとしましては
「部屋の中には入ってはいけない」と言うことでした。
でも、そうは言っても子どもにとっては、
部屋の中が気になって仕方がありません。
それで、この子はこの子なりにいろいろと考えました。
「部屋の中には入ってはいけない」ということならば、
「部屋の中に入らなければよい」と言うことだ。
それで、この子は二階の窓によじ登って部屋の中を
うかがっていたそうですが、お客さんに発見された後、
母親からこっぴどく叱られました。
3.50円あげる
他のご家庭でも、民泊のために提供している部屋の中には
入ってはいけないという親の言いつけを守っている子どもが
おりました。
その子も、部屋の前を行ったり来たりして部屋の中のようすを
うかがっていました。
しばらくして、その子が玄関にいたときに、
お客さんが外出のために出てきたので
お客さんとばったり出くわすことになりました。
その子は、うれしいのと不意を突かれてびっくりしつつも
何かしないといけないと思ったのでしょうか、
たまたま玄関の下駄箱の上にあった50円玉を握って、
おもむろに「これあげる」とお客さんに手渡しました。
4.ここで靴下をはいてもいいですか
あるご家庭では、民泊のために提供している部屋の中には
「用事があるとき以外は入ってはいけない」という
親の言いつけを守っている子どもがおりました。
でも、その子も、部屋の中に入って行きたくて
仕方ありませんでした。
そして、その子がさんざん考えた末に取った行動は。。。
その子は、トントンと部屋のドアをノックしました。
すると、中から「はい、どうぞ」という声が聞こえました。
それでその子は、
「ここで靴下をはいてもいいですか」と言いました。
部屋の中のお客さんは、
「はい、いいですよ、どうぞ」と言って
部屋の中に招き入れてくれました。