2009年11月13日金曜日

アパートのようす ジェイソンは生きていた

シーンと静まりかえった真夜中のことですが、
”ドシン、ドシン”
”ドシン、ドシン”という
地響きにも似た大きな音に目が覚めました。


何の音だろうと思って、耳を澄ませますと
誰かが階段を上ってくる音のようでした。

いったい誰が、こんな夜更けにと思いまして、
時計を見たところ、深夜一時を過ぎたところでした。

そして、そのまま耳を澄ませていますと、
その足音は、どうやら体格の良い男性のようですが、
ゆっくりと一歩一歩階段を上ってくるようです。


”ドシン、ドシン”
”ドシン、ドシン”

”ドシン、ドシン”
”ドシン、ドシン”


我が家は二人住まいで、隣に妻が寝ていますので、
その足音は、当然我が家の住人ではありません。

ですから、わたしの家はまったく関係がないのですが、
それでも、そのまま階段を上がってくるようすでしたので、
こんな時間にどこの人だろうと思いつつ、
足音に耳を澄ませていました。


”ドシン、ドシン”


すると、その足音は、
うちの玄関の前で止まりました。



そして、その後、



”ガチャガチャ”と大きな音がしました。



なんと、うちの玄関のドアのノブを回して

開けようとするではありませんか。。。



そのときの、もう、ほんとに、、、



怖いこと怖いこと。。。



それまで、わたしと妻は、少々寝ぼけ眼で
こんな夜更けにどこの人だろうと
よそ事のように思っていました。

しかし、我が家の玄関を開けようとする音を聞いて、
眠気が吹っ飛ぶどころか、
もう、一気に体じゅうの毛という毛が逆立ち、
心臓がバクバクして静まらない状態になってしまいました。



真夜中の深夜一時過ぎ、
まったく見ず知らずの大男とおぼしき人が、
”ドシン、ドシン”という足音とともに階段を上ってきて、
家の前で止まって、おまけに、玄関のドアを開けようとして
ノブを”ガチャガチャと回すではありませんか。。。

もう、怖いことと言ったらありません。。。



幸いにも、ドアには鍵をかけてありましたから、
その人が家の中に入ってくることはありませんでしたが、
もし、鍵がかかっていなかったらどうなっていただろうと
考えますと、これまた、恐ろしい気がします。



わたしと妻は、その後も寝床でじっとしておりましたら、
何度かドアのノブを”ガチャガチャ”と回す音がした後、
あきらめたのでしょうか、
こんどは、階段をおりて行く音が聞こえてきました。


その遠のく足音を聞いて、わたしたちは、ようやく平静を
取り戻してきましたが、それでも、あれほど怖い思いを
したものですからすぐに寝つけるわけではありません。


あの人、いったいどこの人だろうと思いつつ、

”迫りくる危険の恐ろしさ”は、

今でも忘れることはできません。



以前、『13日の金曜日』という映画がありまして、
その主人公である”ジェイソン”が人々を襲うという
内容だったと思いますが、
まさか、そのジェイソンではあるまい。。。



今日は、どうやら”13日の金曜日”のようですが。。。



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