「料理というのは美味しいレシピを知るのが大事」
と言います。
確かに、美味しいレシピ通りに作ったのであれば、
美味しくなるはずです。
しかし、我が家では時々、いえ、ごくたまにですが、
微妙な味加減の料理が食卓に並ぶことがあります。
そのような場合は、やはり、「これ、美味しい!!」
という言葉は出てきませんので、ずっと黙ったまま
食べていますと、妻は、「味は、どうなの?
美味しいの?それとも、美味しくないの?
どちらなの?」と聞いてきます。
そのようなとき、わたしは「ビミョ~」と答えます。
そうすると、妻は、「これ、100人なのに。。。」
と言います。
(補足説明:100人なのにという意味については、
2009/12/05「美味しい料理には何が必要か?」参照)
その言葉の中には言外に、
「100人の人が作ったレシピ通りにきっちり作って
いるから美味しいはずだ。。。
もし、美味しくないとしたら、
それは、レシピのせいだ!!」
というような印象を受けます。
それで、わたしは
「んー、レシピ通りに作ったつもりかも知れないが、
○○が多すぎるか、もしくは、○○が足りない
のじゃないの?」
と言います。
すると、妻は
「そんなはずはない!!
だって、レシピ通りなんだから。。。
100人の人が美味しいって感じているのだから、
もし、美味しく感じないのだったら、
それは、あ・な・た・の口には合わないということね」
と決して譲ることはありません。
そして、その会話はだいたいそれで終わります。
それから数日後、妻が笑いながらおもむろに、
「この前の料理、ほんの少しなんだけどレシピとは
違ってたみたい。。。よく考えてみると、どうも、
○○の分量が違っていたのを思い出した。。。
だから、今度は、分量通り作ってみる」
と言いだすことがあります。
そうなんです。
(別に勝ち誇っているわけでは決してありませんが)
すべてとは言いませんが、100人の人が作った
レシピ通りにきっちり作っているなら美味しい”はず”
なんです。
微妙に味が違うときは、作り方もしくは分量か材料か
何かが違っているはずだと思います。
ですから、まずはレシピに”忠実”に作るようにして、
もし美味しく感じないのであれば、何を間違えたのか
自分の手順を振り返ってみることは大切だと思います。
そしてその後、自分流に味に変化を持たせていけば
よいのではないでしょうか。
我が家では、何度となく上記のようなやり取り、つまり、
レシピ通りに作った。。。
いや、何かが違うはずだ。。。
そして、後で、
実は、、、違っていた。。。
ということを繰り返して来たものですから、
最近では、わたしが料理のテスター(検査人)に
任命されています。
とは言いつつも、わたしの舌は決して特殊なものでは
なくごくごく”平凡”な舌です。
しかし、だからこそ一般の方々が美味しいと感じるものを
同じように美味しいと感じることができるのだと思って
います。
そうこうするうちに、本日の晩御飯が出来上がった
ようです。
では、本日の味はいかがでしょうか?