2009年12月20日日曜日

かたつむりの家は夢のマイホームか?

お隣の国、中国におきまして”住宅ローン地獄”のテレビ
ドラマが注目を浴びているようですが、その名も
『かたつむりの家』(中国での題名は『蝸居』)で、
ローンを抱えた家庭の苦しい住宅事情や家族のありさまに
ついて取り上げられているようです。

家を建てるということは、人生の中でも非常に大きな
仕事の一つだと思いますが、その一大事にまつわる
悲喜こもごもが描き出されています。

特に、そのドラマの中では、”長期の住宅ローン”、
また、”複雑になっていく対人関係”というわたしたちの
生活そのものにも直接関係しているような論題が取り上げ
られていますので、注目に値すると思います。



家を建てることに関しては、個人個人にさまざまな考え
方があると思います。

たとえば、自分の家、つまり、マイホームを手に入れる
ことや一国一城の主になるのが夢だと考える方、また、
家族みんながくつろげて安らぎのある家庭を作るには
どうしても自分の持ち家が必要だと思う方、その一方で
家という器にはまったくこだわらずに別の分野に夢や
希望を持っている方など、他にもいろんな意見があると
思います。

しかし、それらは、ほとんどすべてが各個人の価値観や
人生観などの違いによるものだと思いますので、どれが
良いとかどれが悪いとか、どちらの方が優れているかは
個人が判断するべき事柄だと思います。



それでも、何のために家を建てるのかは、じっくりと
考えて見なければならない事柄だとわたしは思います。

つまり、家は人が住むためにある、それも、家族が
幸せに暮らすためにあるということです。

もう少し言うならば、家を建てたが故に家族がバラバラに
なってしまったり、一緒に過ごすための時間が無くなって
しまうのであれば、それは、本末転倒であり、本来の
意味や目的を考え直さなければならないことではないか
と思います。

今、世の中で現実に起きている事柄として、「リストラに
よって住宅ローンが払えずに家を手放してしまい後には
何にも残らなかった」とか、「あの時、家を買わなければ
こんな苦しい目に合わなかった」という声を時々聞くこと
があるようです。

他にも、夢のマイホームが”地獄の入口”への第一歩、
つまり、ローン返済に翻弄された人生を送ることになる
こともあるようです。

それで、マイホームに振り回されないためにはどうすれば
よいのかじっくりと考えていきたいものです。



ある古代の一人の賢王は、次のような格言を語りました。

「野菜の料理とそこに愛があれば、
 肥やし飼いにした牛とそれに憎しみが伴うのに勝る」

[注釈]
物質的にはあまり豊かとは言えない生活であったとしても
家庭の中に愛や他の人を思いやる雰囲気が満ちていれば、
たくさんのご馳走や物があっても愛が冷えた家庭よりも
勝っている。



わたしは、賃貸アパートに住んでいます。

そして、その中でも”四畳半”という空間で
十分満足しているのですが・・・

世の中いろいろですね・・・


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