南極の間を約8万km以上も移動していることが判明
したようですが、それについて、以下のような素朴な
疑問が沸いてきましたので、わたしなりに考えており
ます。
1.渡りをする目的(2010/01/15記載)
2.渡りをする時期(2010/01/16記載)
3.渡りをする方法
今回は、「3.渡りをする方法」に関して取り上げて
みます。
キョクアジサシは、基本的には方位磁石や地図は
持っていません。
ましてや、カーナビやGPSという先端技術も持って
いないはずです。
しかし、彼らは迷子になることなく目的地に到着する
というのは実に不思議なことです。
ここで、様々な計測器がない状態で目的地に着くことが
どれほど難しいのか少し考えてみたいと思います。
もし皆さんが、軽飛行機に乗っていて急にパイロットが
気を失ってしまったらどうされるでしょうか?
仮に、すぐさま操縦かんを握って操縦をして失速や墜落
は回避できたとします。
確かに、目の前のコックピットには様々な計器類が
ありますが、おそらくどれがどれだかさっぱり分から
ない状態だと思います。
さらに、航空管制からの指示を仰ぐことが出来ないと
すると、何を頼りに操縦なさるでしょうか。
たぶん、窓から見える風景や眼下に広がる地形や、
また、太陽の位置などを意識することだと思います。
では、そのような状況のもとでさ迷うことなく正確に
遥かかなたの目的地に到着することは可能でしょうか。
とても難しいものがあるに違いありません。
わたしたちが目的地に正しく到達するためには、
何が必要でしょうか?
それは、目的地までの正しいルートとルートから
外れないためのシステムです。
それには、地図のようなものであらかじめ正しい
ルートを指し示す必要がありますし、さらに、自分
自身の現在の位置を把握しながら、正しいルートから
外れていないかどうかを常に確認しつつ軌道修正して
いかなければなりません。
キョクアジサシたちは、標識や目印もない海や陸地の
上空を飛んでいきますが、彼らの飛行ルートを観察して
いきますと、正しいルートを知りつつ、なおかつ、
ルートから外れないためのシステムを持っているかの
ようです。
研究者たちは、人工的な太陽や星座を使った実験を
繰り返すことにより、次のことを理解してきました。
それは、昼間太陽が出ている場合は太陽の位置を頼りに、
また、曇っているときは磁場を頼りに、そして、夜は
星座を頼りに飛ぶことができるということです。
しかし、渡り鳥たちはそれらの目印となる太陽や星座の
位置をどうやって学んだのでしょうか。
たとえば、太陽に向かってひたすら飛べばよいのか、
それとも、少しずれた角度の方向に飛ぶのか、また、
夜空には数多くの星が散りばめられていますが、
その中で特定の星をどのようにして知りえたのか・・・
もしかしたら、渡り鳥学校の理科の授業で学んだ
のかもしれません。(笑)
このように、渡り鳥は人間にはとても不可能に思える
ことをいとも簡単にやってのけるようですが、調べれば
調べるほど渡り鳥の優れた能力に感動さえ覚えます。
ところで、人間の世界でも「天下り」という「渡り鳥」
がいるようですが、彼らは何を「目的」に渡り歩く
のでしょうか?
もしかしたら、その目的は「お○」かもしれません。
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