2010年1月20日水曜日

「離婚祝い」はどれになさいますか?

「バツイチ」「バツニ」という言葉を聞きましても、
「あっそうなの」というふうに軽く受けとめられる
ような時代となりましたが、とうとうそのマイナスの
イメージをプラスにしてしまうようなサービスが登場
したようです。

その名も、「離婚祝い」というサービスで、「結婚祝い」
の離婚版といったところでしょうか。

この「離婚祝い」は、離婚した人が必要としている品物を
贈ることによって、新しい生活をスタートしていく上での
後押しをしてあげようということのようです。

贈り物としては、やはり生活必需品が多いようですが、
食器からはじまってフライパン・鍋などの調理器具や
テレビといった家庭電化製品も含まれているようです。



かつては、離婚と聞きますととても残念なことでマイナス
のイメージがありましたし、離婚そのものもそれほど多い
わけではありませんでした。

しかし、最近では離婚が急増するだけでなく、さらに、
離婚をお祝いするパーティーや離婚ケーキの人気が
高まっているようです。

離婚を祝うという言葉を聞きまして、「離婚を祝うとは
何ごとか!!」と感じたのは、わたしだけでしょうか?



確かに、このようなサービスは離婚という暗いイメージを
払しょくしようとか、新生活を前向きにはじめてほしい
という気持ちやユーモアを含めてのことだとは思います。

また、世の中には需要と供給という関係がありますから、
多くの人々が求めているものを誰かが供給していくわけ
ですが、離婚の増加をビジネスチャンス、つまり、
離婚に際して多くの悩みや苦しみがあるわけですが、
それを商売、いわゆるお金もうけにつなげるというのは
如何なものでしょうか。

さらに、一旦離婚が成立してしまったならば、家族や
友人といった回りの人々は、当人を励ましたり元気付け
たりするものですが、それでも、少なくとも離婚を
「祝う」という表現には違和感を感じます。



離婚というのは、夫婦二人の問題ですから、あまり回りが
とやかく言うような問題ではないと思っています。

それでも、離婚してしまった後に背中を後押しするの
ではなく、離婚する前に結婚関係や家族というのは
当人たちを含め子どもたちにとってもどれほど大切な
ものなのかを気付かせて、貴重な結婚関係をどのように
維持し強めていくかを後押しすべきだと思います。



この「離婚祝い」というサービスを開始したのは、
英国の「デベナムズ」という百貨店チェーンのよう
ですが、やがてこの日本でも流行ってしまうので
しょうか・・・

個人的には、流行ってほしくないサービスだと
思っています。


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