その理由としては、大規模な小売店と共同した複合型の
書店の出現、また、郊外型の大型店の出店、さらに、
近所のコンビニが売れ筋の雑誌とコミック誌の取り扱いを
することなどにより、中小規模の書店の売り上げが激減
して廃業を余儀なくされているということです。
他にも、大手の有名雑誌の廃刊だけでなく、出版社の倒産
という、出版業界そのものの不況も悪循環の1つのよう
です。
そういえば、わたしが以前住んでいた町でも同様の現象が
起きていますが、その町では、最盛期には大小合わせて
7つの書店がありましたが、今では大型店の1店舗のみに
なってしまいました。
どうやら、この現象は、全国各地におきましても見られる
ようですが、このままこの動きに歯止めがかからないなら
歩いてふらっと立ち寄れる本屋さんがなくなってしまい
そうです。
そのように町の本屋さんが消えていく中で、パソコンや
アマゾン・コムなどのネット書店の登場などによって、
本に対する意識、たとえば、本の選び方や購入の仕方
などの意識が変わっているようです。
町の本屋さんの場合、本の題名を見て、実際に本を手に
取って、中をパラパラとめくってある程度中身を確認
して選ぶということをしますが、ネット書店の場合は、
検索機能などを活用してパソコン上でよさそうな本を
効率良く探して購入することになります。
時代の流れで、ネット書店、電子書籍、読書端末、電子
配信など、本にまつわる環境が大きく変わっていくこと
だと思いますが、本屋さんで狭い通路の棚に積まれた
沢山の本に囲まれながら実際に本を手にとって選ぶと
いう感触は、何とも言えないものがありましたので少々
残念な気がします。
わたしは、本が好きでしょっちゅう本屋に行っていま
したが、ネット書店では絶対できないことがあります。
それは、わたしは本屋に行きますと「あれ」をもよおす
のです。
自分自身でも、とても不思議に感じているのですが、
本屋さんでしばらく本を探していますと、便意をもよ
おす、それも大きい方をもよおすんです。
たぶん、わたしにとって本屋さんが非常に落ち着く
ところとなっているということと、それから、本の匂い
を嗅いだ時の条件反射となっているのでしょうか、
ほぼ確実にもよおしてきます。
それで、ネット書店では絶対に経験できないことだと
思っています。
いろいろなサービスが登場してきて環境が大きく変わって
いくことだと思いますが、その環境の変化は、思いがけ
ないところにも影響を及ぼすということを身を持って
感じております。
ふらっと立ち寄れる町の本屋さん、環境の変化に負けない
ために、どうぞ闘ってください。
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